育ちの悪い猟犬の話
育ちの悪い猟犬は今日も空を見る

蒼い蒼い空を見て今日も思う
何故俺はこんな姿なのだろうか
何故あの空のように蒼く綺麗では無いのだろうか
猟犬になる数年前の事
ある場所に行っていた俺は行き成り周りに嫌われだした
そのある場所に来ていた人達は嫌いだした
ただ
キモチワルイ
キタナイ
ウザイ
と言われ初めた
俺はどうしようも無く傷付いた
俺はキモチワルイの?
俺はキタナイの?
俺はウザイの?
俺はただ仲良くなりたかっただけなのに
俺はただ仲間にいれてほしかったのに
俺はただ新しい友達がほしかったのに
俺を見れば
誰かは嫌な顔をして
誰かは罵声を浴びせた
そんな顔して欲しくなかった
そんな声はいらなかった
そして気付いた
気付いてしまった
みんなは苛られ役を
俺に押し付けたんだと
それでも俺はそのある場所に行き続けた
傷付くのに
怖いのに
悲しいのに
そして苦しいのに
苛められ役でもいいからみんなといたかった
そのうち前から友達だった人達にも嫌われだした
それでも俺は行き続けた
でもチョウジリ合わせってくるんだね
俺の姿はどんどん変わってしまっていった
ときどき爆発してしまった
それは周りからのストレスかもしれない
でも原因は自分なんだろうと今は思う
俺が脆いから
俺が弱いから
俺が駄目だから
そして育ちの悪い猟犬はこう思う
俺はみんなを恨みはしていないよ
楽しい思い出は殆ど無いけれど
どうしようも無く傷付いたけれど
その時は恨んでしまっていたかもしれないけれど
今俺は恨んでいないよ
今まだ俺を嫌っていたとしても
俺は恨んでいないし
俺は嫌わないよ

育ちの悪い猟犬は今日も空を見る


ったく楽しいな
ったく人生ってのは楽しいね
予測不能な事ばかり起きやがって
苦しいことばかり起きやがって
悲しいことばかりおきやがって
誰かを傷付けてしまいやがって
んでもって自分も傷付きやがって
葛藤ばかり起きやがって

それらがあるから生きてる証っぽいし

カッタリィいことこの上無いな
ダリィ事過ぎてメンデェな
ホントによ

人生って楽しいなコンチクショウ


自己中なできないことねだり
・・・つまりは「エゴ」
俺にとって大事な人達は
誰も泣かせたくない
誰も傷つけたくない
誰も苦しませたくない
誰も・・・

だから

俺だけが泣けばいい
俺だけが傷つけばいい
俺だけが悲しめばいい
俺だけが・・・


略奪愛より愛憎よりマシな結末を
俺の眼が乾ききる程
君を見つめていたい
俺の耳が破れる程
君の声を聞いていたい
俺の鼻が壊れる程
君を忘れないでいたい
俺の腕が千切れる程
君を抱きしめていたい
俺の舌がイカレる程
君を感じていたい
無いかもしれない感覚でさえ
君だけを探していたい
何度輪廻転生しようとも
何度違う世界に生まれようとも
俺は君だけを悠久に愛したい

君が俺を嫌っても
俺は君の幸せを願う
どれだけ嫌われても
俺は君の幸せを必ず願う
君が俺に気付かなくてさえ
俺は君の幸せを永遠に願い続ける


前へ
怖かろうが怖くなかろうが前へ進む
傷つこうが傷つかなかろうが前へ進む
悩もうが悩むまいが前へ進む
間違がおうが間違いまいが前へ進む
苦しもうが苦しみまいが前へ進む

前へ歩くんだ
挫折を休息へ
裏切りを楽しんで
逆境を喜びへ
死に辿り付いてしまうまでの全てを
噛み締めよう


堕下中
この大地から
この海から
この空から
この地球から
この宇宙から
この世界から
この時間軸から
この次元から
俺は堕ちている
誰か俺を止めてくれ
自分で止まる術が無い俺を
誰か


俺を決める何かへ
それは俺以外の人が決めた俺のイメージ
だから俺は言う
俺は
優しくも無く
冷たくも無く
正しくも無く
悪しくも無く
ただ自分の思うまま感じるままに考え生きてる
人から見たら「ハタメイワク」もいいところだろう
でもそれが
俺であり
僕であり
私であり
自分だから
俺は俺らしくありたい
カッコいいこと何もできなくても
どうしようも無く嫌われても
滅茶苦茶罵られても
俺は唯一人の俺でいたい


言いたい事「応援」
残念なことに俺はあなたの事を知らなさ過ぎる
だけど応援したいんだ
悲しい言葉を紡がないでとは言わない
その代わりに俺が「がんばって」と言うから


ネガティブ伝染症+a
ダマレ
傷付く事に慣れた筈の心
ハナレロ
頭の中で叫ぶ心
キモチワルイ
誰かを心配する心
ウゼエ
否定された心
行く宛てを失った心
キエロ
裏切られた心
ジャマ
恐怖に踏み出せない心
サヨウナラ
結局は傷付くことに慣れてなかった心
シネ
でも誰かを心配する事を忘れたくない心
スクワレナイナ
だとしても
俺の心はそう叫ぶ

エガオデイテクダサイ


選択肢と答え
無限ともある不確かなでも確かな選択肢
俺達はその中から正しいとも悪いとも解らないものを選んで生きる
何も正しいとは言えない
何も悪いとは言えない
何も確かな物は無い
何も不確かな物は無い
何も解らないのが普通で異常

答えは選んだ人の先に広がるから
答えは無くてあるモノだから


無力
愛を詠う事などできない
空を翔ることもできない
誰かの痛みを代わりにうけることもできない
自分が傷付くことすら恐れてる

それ程に
俺は無力だ


泣き言
届かなければ求め
届いたなら壊す
壊してさらに求め
求めてさらに壊す
俺はそんな奴らしいから
近付かない方が良いと
自分を護る為にバリアを言う
それでも独りは怖くて
でも大勢の中も恐くて
また繰り返すジレンマ
ダレカタスケテなんて言えても
誰かが声をかけてくれても
相手を壊したくないからと線を引く
自分にも線を引く
嫌われ無いように
好かれ無いように
こんなケモノと
誰が一緒に壊れてくれると
出会いは謡う


浅くて力低くくて淋しがり屋の癖にこいう事をほざく訳ですよ
助言の度に揺らぐかもしれない
それでも
人の真似して何になんになる
好き嫌いのハナシじゃ無いんだ
俺は俺でありたいから
例え馬鹿にされても
例え罵られても
例え嫌われても
頑固で幼稚で覚悟なんてまだ出来ちゃいないけど
でも助言をぶつけてくれた人達に感謝を忘れず

ほざく


気付けば
俺には誇れるモノが無い
あるとしたらそれは俺以外の者や物達
あるのは俺以外に俺に影響を与えてくれたモノ達
自分に自信が無いのはそのせいか
恐れるのはそのせいか
違う
ただ俺が情けないだけだ
言い訳がましい
世間を恐れた俺が何をノタマウ
逃げて何になる
避けて進めるものか
逸らして識れるか


目を逸らすな
物事を受け止めろ
その強さを持て
俺にはそうしなければならない
義務が
責務が
理由が
約束が
思いが
確かにある


犯罪予備軍は人類全体
誰かを傷付けたくてたまらない時なんてあるのだろうか
それを御しきれないから人は犯罪を犯すのか
なまじ感情なんてあるから余計にか
一時の快楽に身をゆだね崩壊を望むならそれも人らしいと言えるのか
こんなことを考える時点で、俺は崩壊しているのではないか
知りたくも無く
知りたくもある
だがこの心が
犯罪を生むのではないだろうか


相棒にして越えるべき戦友に捧ぐ
毎度の話だが
さんきゅうな
いつもいろいろなモノくれてよ
ありがとな
いつも愚痴聞いてくれてよ
ワりィな
俺どんくらい感謝しても足りないくらい感謝してるよ
だからじゃないけどさ
本当自分勝手だけどさ
誓いをたてるよ
俺はこの先どんな時でも君の友でいるよ
連絡が取れなくなろうが
決して会えなくなろうが
互いに敵同士になろうが
果てしなく嫌われようが
死んでしまおうが
誓いを護り
友でいるよ


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